ロケット砲のプレイテスト2(1)

 敵味方が密集した状況でのロケット砲の効果を評価する為に、ラシンの戦いの

1戦区(Raszyn付近)を舞台にプレイテストした。

この地区も第3次ラシンの戦いで苦戦した箇所で、ロケット砲が効果を出せるか、

また、味方に被害がでるか試してみるのがプレイテストの目的である。

<作戦の進行>

 シナリオ1を使う。PM2:00にマップに進入してRaszynに向かう。

なお、夜の騎兵突撃を可能とする(ラシンの戦い以外は可能にしているので、今回は合わせた)。

<16:20ポーランド軍ターン開始時点の状況>

 ポーランド軍は実績のある防御態勢で待機している。オーストリア軍の方針はロケット砲の効果で

敵が混乱して隙ができれば歩兵による強襲を行う。

 今回のオーストリア軍は第4次ラシンの戦いの反省から、旅団砲兵1ヶ中隊と軍団砲兵4ヶ中隊を

川岸に並べて全力で砲撃戦を行う事にした。ロケット砲はラシンの町に展開しているザクセン軍の

砲兵を目標にする。

raszynmap8_1620s900

<17:00オーストリア軍ターン終了時点の状況>(3ターン経過後)

 大砲による砲撃でポーランド軍1ヶ大隊が混乱、砲兵1ヶ中隊が全滅した。激しい砲撃の為、

ポーランド軍は大砲の射程距離4HEX以内から後退し、歩兵が渡河してきたら反撃する

作戦に切り替えた。ロケット砲はラシンの町に居るザクセン軍の歩兵に着弾し、命中は

しなかったが混乱させた(士気回復に成功して通常に戻った)。

 

raszynmap8_1720

<個人的感想>

 さすがに重砲兵の威力は凄く、1時間で敵砲兵1ヶ中隊を全滅させた。このままでは損害が

増す一方なので、ポーランド軍が射程距離外に退避したのは正解と思う。

ただ、ザクセン軍砲兵は隊形変更に失敗して移動できなかった。

次回以降はオーストリア軍歩兵による強襲が主になる。

 

<リンク>

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